「動画止まった!」
「スマホ全然つながらへん!」
そんな声が聞こえた瞬間、なぜか家の中でIT担当に任命される人、いませんか。
休日の昼。
子ども:「パパー!YouTube止まったー!」
妻:「スマホも遅いねんけど!」
自分:「え?」
(なんでまた俺やねん)
自分:「とりあえず再起動してみる?」
妻:「前もそれ言うてたやん」
ありますよね。
冷蔵庫ならメーカー。洗濯機なら電気屋。でもWi-Fiだけは、なぜか家族が「詳しそうな人」に丸投げします。
でも安心してください。Wi-Fiが遅い原因は、意外とそんなに難しくありません。
この記事では次のことが分かります。
- Wi-Fiが遅い原因
- 最短で確認する順番
- 5分でできる対処法
- 買い替えが必要なケース
結論から言うと、確認する順番はこれだけです。
端末 → 電波 → ルーター → 回線
上から順番に見ていけば、多くの場合は原因を絞り込めます。
スマホやパソコン側の問題を確認する
最初に確認するのはWi-Fiルーターではありません。
実は「使っている端末側」が原因のこともあります。
こんな症状はありませんか?
- スマホだけ遅い
- パソコンだけつながらない
- 一部の機器だけ不調
- 他の端末は普通に使える
この場合は、Wi-Fi全体ではなく端末側の一時的な不調かもしれません。
まずは次を試してください。
- スマホやパソコンを再起動する
- Wi-Fiをオフにして、もう一度オンにする
- 開きっぱなしのアプリを閉じる
- OS更新が来ていないか確認する
意外ですが、再起動だけで直ることはかなりあります。
スマホも小さなパソコンのようなものです。ずっと働き続けると、動きが重くなることがあります。
パソコンだけが重い、起動やアプリの動作も遅い場合は、パソコンが重い原因と軽くする方法も確認してみてください。
Wi-Fiルーターの置き場所を確認する
Wi-Fiは、家中どこでも同じ強さで届くわけではありません。
電波は「声」に近いイメージです。
例えばキッチンから、
「ごはんできたよー!」
と言われたとします。
リビングなら聞こえます。でも2階の端でドアを閉めていたら、
「え?」
となりますよね。
Wi-Fiも同じです。
電波が弱くなりやすい場所は、次のようなところです。
- 部屋の隅
- テレビの裏
- 床の上
- 水槽の近く
- 電子レンジの近く
- 厚い壁の近く
おすすめは、家の中心に近く、少し高く、周囲に物が少ない場所です。
棚の上に移動しただけで改善することもあります。
詳しい置き場所の考え方は、次の記事でも整理しています。
関連記事: Wi-Fiルーターの置き場所で速度は変わる?初心者向けにおすすめ配置を解説
Wi-Fiルーターを再起動する
ここで定番技です。
「とりあえず再起動」
実はかなり有効です。
Wi-Fiルーターも小さなコンピューターなので、長く動き続けると不安定になることがあります。
再起動の手順はシンプルです。
- 電源を切る
- 30秒待つ
- 電源を入れる
- 数分待つ
これだけです。
ただし、「初期化」や「リセット」と書かれたボタンを長押しすると設定が消える場合があります。基本は電源の抜き差しだけにしてください。
毎回再起動しないと改善しないなら、根本原因は別にあるかもしれません。
ルーターが古くないか確認する
ここが意外な落とし穴です。
昔のルーターは、今の使い方を想定していないことがあります。
以前は、パソコン1台とスマホ数台くらいだった家庭でも、今ではこんな状態になりがちです。
- スマホ
- テレビ
- ゲーム機
- タブレット
- パソコン
- スマート家電
- 動画配信
- オンライン会議
かなり忙しいです。
昔のルーターに全部任せると、さすがに苦しくなります。
ちょっと就職氷河期世代っぽく例えるなら、
「人足りへんから3人分お願いな」
と言われた翌日に、
「あと新人教育も頼むわ」
さらに翌日、
「ついでにコピー機も直せるやろ?」
と言われるような状態です。
最初は頑張れます。でも心の中では「それ俺の担当ちゃうぞ」が100回くらい流れています。
ルーターも同じです。
買い替えを考える目安は、次のような場合です。
- 5年以上使っている
- 接続機器が増えた
- 最近急に不安定になった
- 再起動してもすぐ遅くなる
買い替えの目安は、次の記事でも詳しくまとめています。
関連記事: Wi-Fiルーターの寿命は何年?買い替えサインと替える前に確認すること
回線側の障害を確認する
Wi-Fiが悪いと思っていたら、実はインターネット回線側の問題だった、ということもあります。
次の症状があるなら、回線側の可能性があります。
- 家族全員つながらない
- Wi-Fiマークは出ている
- ネットだけ見られない
- 急に全端末が止まった
- 夜だけ極端に遅い
この場合は、契約している回線会社やプロバイダの障害情報を確認しましょう。
夜だけ遅い場合は、回線が混み合っていることもあります。
Wi-Fiが遅いときの最短チェック表
迷ったら、この順番だけ覚えてください。

- 端末を再起動する
- ルーターの場所を確認する
- ルーターを再起動する
- ルーターが古くないか確認する
- 回線障害を確認する
2.4GHzと5GHzの違いが気になる場合は、次の記事も参考になります。
関連記事: Wi-Fiの2.4GHzと5GHzの違いとは?どっちを使うべきか初心者向けに解説
部屋によって遅い場合
ルーターの近くでは速いのに、寝室や2階だけ遅い場合は、電波が届きにくい状態かもしれません。
置き場所を変えても改善しない場合は、次の方法を検討します。
| 方法 | 向いているケース |
|---|---|
| Wi-Fi中継機 | 一部の部屋だけ電波が弱い |
| メッシュWi-Fi | 家全体を広くカバーしたい |
| 有線LAN | オンライン会議やゲームを安定させたい |
中継機は便利ですが、置き方を間違えると効果が出にくいことがあります。
詳しくは次の記事で解説しています。
関連記事: Wi-Fi中継機は意味ある?効果が出る家・出ない家を初心者向けに解説
家庭Wi-Fi全体の確認順をまとめて見たい場合は、家庭Wi-Fiの基本まとめで整理しています。
よくある質問
Wi-Fiが夜だけ遅いのはなぜ?
夜は動画視聴やゲームをする人が増えるため、回線が混みやすくなります。ルーターの近くでも遅い場合は、回線混雑の可能性があります。
ルーターを再起動しても大丈夫?
通常の電源入れ直しであれば問題ありません。ただし、リセットボタンの長押しは初期化につながる場合があるため注意してください。
Wi-Fi中継機を買えば必ず速くなる?
必ず速くなるわけではありません。ルーターから中継機までの電波が弱いと、期待したほど改善しないことがあります。
スマホだけWi-Fiが遅い場合は?
まずスマホのWi-Fiをオフ・オンし、再起動してみましょう。ほかの端末が問題なく使えるなら、スマホ側の設定や一時的な不調の可能性があります。
まとめ
家のWi-Fiが遅い原因は、思っているよりシンプルです。
まずはこの順番です。
- 端末
- 電波
- ルーター
- 回線
「Wi-Fi壊れた!」
と思っても、実際は再起動だけで直ることもよくあります。
そして次の日曜日。
また子どもから、
「パパー!YouTube止まった!」
と呼ばれても、この順番ならたぶん大丈夫です。
……たぶん。

